【ドラゴンボール】悟天の髪型が悟空そっくり【悲しき理由】

最近、ドラゴンボールの「カカロット」というゲームを再度プレイしていて気づいたことがあります。

それは、主人公カカロットこと孫悟空の息子「孫悟天」の髪型についてです。

悟空には、御飯と悟天の2人の息子がいて、その悟天の髪型は父親の悟空にそっくりなのです。

しかし、時間がたちドラゴンボール超の物語の時間まで成長すると、悟天の髪型は少し変化しています。

はじめは、「背が伸びた悟天」が「悟空と同じ髪型だとややこしい」からだと思っていたのですが…

そもそも、子どもの頃の悟天の髪型が悟空にそっくりなのが「ある人物」による意図的なものだったのではと思い始めたのです。

今回は悟天の髪型について、私なりの考えを書いていきます。

決して公式のものではないことに留意して読んでいただけば幸いです。

サイヤ人の髪型について

カカロットこと孫悟空は純粋なサイヤ人です。

実はこのサイヤ人という種族、頭髪が伸びることはなく散髪の必要がない種族なのです。

ただ、まったく伸びないというわけではなく、

おそらくは、個人個人の髪型が決まっており、「減った髪のぶんだけ同じように伸びる」ということだと思われます。

ですので、基本的にサイヤ人の髪型は変化しません。

例外があるとすれば、超化や加齢による頭髪の減少くらいでしょう。

例えば、悟空の超3や若いナッパの頭髪の存在です。

サイヤ人と地球人のハーフの髪型

先ほど、純粋なサイヤ人は髪の毛が一定以上伸びない旨を書きました。

しかし、地球人とのハーフになれば話は別です。

まず思い当たるのが、未来トランクスのエピソードです。

未来トランクスの髪の毛が伸びた際に、父親であるベジータから「純粋なサイヤ人頭髪が生後から不気味に変化したりはしない」と語られています。

純粋なサイヤ人でなければ一般的な地球人と同じように髪の毛は伸びるのです。

つまり、悟天の髪の毛も放っておけばどんどん伸びるのです。

成長とともに髪型が変化するのも当たり前なのです。

子ども悟天と悟空の髪型が同じ理由

では、話を本題に戻しまして、悟空と悟天の髪型が同じ理由について述べていきます。

この理由については、悟天が生まれたタイミングが重要です。

母親であるチチさんが悟天を授かったのは、御飯とセルの最終決戦前でしょう。

そしてこの最終決戦で、悟空は命を落としてしまいます。

悟空の死を知ったチチさんは、うずくまって号泣します。

漫画では小さなコマですが、チチさんの思いを考えると本当に胸が痛いシーンです。

漫画のテンポを崩さずに、それでいてしっかりと描写する。

さすが鳥山先生ですね。

つまり、悟天が生まれたころには、悟空はこの世には存在しないのです。

チチさんにとってその事実はとても悲しいことなのです。

悟空が生きていた証を少しでも残したいと、チチさんが考えるのは自然なことではないでしょうか。

そのため、「忘れ形見である悟天の髪型」と「悟空の髪型」を同じにしたと私は考えています。

もしかすると、生まれた瞬間から悟天の髪型は、悟空と同じだったかもしれません。

もしそうだとすると、そのときのチチさんの衝撃はものすごいものだったでしょう。

どちらにしても、悟天はサイヤ人と地球人のハーフです。

放っておけば頭髪は伸び、悟空と同じ髪型ではなくなっていきます。

そのたびにチチさんが散髪をし、悟空と同じ髪型にしていた。

私の妄想でしかありませんが、辻褄はあっているのではないでしょうか。

これが事実だとすると、とても悲しい理由ですね。

ちなみに、ブウ編の終わりに悟空は生き返ります。

その時点で、悟空と悟天の髪型を同じにする理由もなくなります。

成長した悟天の髪型が変化していたのはそのためではないでしょうか。

まとめ

・「子ども悟天」と「悟空」は同じ髪型だった
・悟天は地球人とのハーフなので、髪の毛は時間とともに伸びる
・悟天の髪が伸びると、チチさんが悟空と同じ髪型になるようにカットする

これが私が思い至った、悟天の髪型の理由です。

子どもの頃には、「悟空の子どもだから髪型が同じなのは当たり前」みたいに単純に考えていました。

しかし、大人になって状況を整理すると、また違った視点で考えられるものですね。

作者である鳥山明先生がそこまで考えていたかはわかりませんが、この考察の面白さもドラゴンボールの魅力の一つではないでしょうか。

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